今回は【サッカーで身体能力が低いとダメ?身長や体格は遺伝なの?】というテーマで解説をしていきます。
ジュニア、ジュニアユース、ユース、町クラブ、Jクラブ、トレセンと色々なカテゴリー、クラブを見てきましたが、選手が思っていることは「セレクションに受かりたい」ということだと思います。
私たちの年代の時にはジュニア、ジュニアユースのクラブチームと言ったら「読売クラブ」くらいしかなかったですから、サッカーのセレクションというのは高校くらいなものでしたので、今の選手に比べるとセレクションを受ける回数というのは少ないかもしれません。
私は幸いにもセレクションを受けずにスカウトされて入ったので、セレクションというのは県トレセン、地方トレセン(関東、関西、東北、東海など)の時の合同練習くらいだったかな~。
ということで、選手、親御さんに参考になればと思い書いてみました。
→ジュニアユースはフィジカル重視?フィジカルを強くする方法とは?
サッカーで身体能力は絶対か?
身長や体格は遺伝に影響を受けます。
人間の身長は父親と母親の身長の中間値に近い値を取ることが多いでが、環境因子も影響します。その中でも栄養、運動、睡眠などが成長に影響を与えることが広く知られています。
同様に、体格も遺伝に影響を受けますが、運動や食事などの環境因子も影響します。
身長や体格に関しては、遺伝的な要素も大きいですが、適切な栄養と運動、健康な生活習慣を維持することは身長や体格を最適な状態に保つために重要になってきます。
身長を伸ばす方法とは?
身長を伸ばす方法には、次のようなものがあります。
- 栄養バランスの良い食事: 骨を成長させるために必要な栄養素を摂取することが重要です。たとえば、カルシウム、ビタミンD、鉄などが必要です。
- 適度な運動: 骨を成長させるために、適度な運動をすることが重要です。立ち上がって歩く、ジャンプ、スクワットなどが有効です。
- 適度な睡眠: 成長ホルモンを分泌するために、十分な睡眠をとることが重要です。
- ストレッチャーやインバーターベッドを使う: 骨を伸ばすために、ストレッチャーやインバーターベッドを使うことができます。
- スタチンサプリメントを服用する : スタチンサプリメントは骨粗鬆症治療薬の一種で、骨の形成を促進する効果があります。
ただし、身長は遺伝的な要素も大きいため、上記の方法を試しても、身長が大きく伸びることは保証できません。また、一部の方法は医師の指示を受ける必要があります。
未成年がプロテインを飲んでも影響なし?
今では各メーカーからジュニア年代用のプロテインというのが出ています。
知り合いのクラブでは練習後に飲んでいて、試合をすると身体のサイズや強さが違うなって感じたことはたびたびでした。
最近ではジュニア年代でも試合のインテンシティ、強度というのが求められるので、それに耐えられる身体作りの一環で、練習前後、試合前後に補食として利用しているチームが増えました。
プロテインは、身体を成長させるために必要な栄養素であり、適量の摂取は健康に有益ですから使ってみたいと思う選手や親御さんはたくさんいると思います。
各メーカーも様々な特徴があるので、しっかり吟味して使ってみるのはいいと思いますよ。
未成年の適度なプロテイン摂取量は
未成年の人の適度なプロテイン摂取量は、年齢や性別、活動量などによって異なります。一般的に、未成年の人は毎日、身体活動量に応じてプロテインを摂取することが望ましいとされています。
具体的には、成長期の少年少女は、活動量に応じて、1日あたり0.5g/kgから0.9g/kgの範囲でプロテインを摂取することが推奨されています。
ただし、これは一般的な目安であり、個人差があるため、医師や栄養士に相談し、適切な摂取量を決めることが重要です。また、プロテインだけでなく、栄養バランスの良い食生活を心がけることも大切です。
未成年アスリートの適度な栄養バランス
未成年アスリートは、成長期にあるため、適切な栄養バランスが特に重要です。
適度な栄養バランスは、身体を健やかに成長させ、適切なエネルギー源を提供し、トレーニングや競技に必要な栄養素を補給することができます。
アスリートは、身体活動量に応じてカロリーや栄養素を適量摂取することが必要です。
具体的には、炭水化物(エネルギー源)、タンパク質(筋肉や細胞の成長に必要)、脂質(脂肪酸やビタミンEなどの必須栄養素を含む)、食物繊維(消化器官の健康に必要)、ビタミンやミネラルなどのマイクロ栄養素をバランスよく摂取することが重要です。
また、適度な水分摂取も重要です。適量の水分を摂取することで、疲れや熱中症などの健康被害を回避することができます。
栄養バランスについては、アスリートに合わせたものを決めることが大切です。
風味というのもバニラ、チョコ、など色々出ているので個人で好みのものを選んでもらえればと思います。
昔はプロテインを飲んで筋肉をつけると背が伸びないなんて言われましたが、今は科学的に根拠のない話です。
逆に練習前後にプロテインを獲っておくことで、練習で失われる栄養を補い、補給できるのでコンディションを整えるのに役立っています。
今は栄養補助食品に近い、成長を手助けしてくれる物になっているので、ぜひ活用してみてくださいね。
それではまた!