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町田ゼルビアと黒田監督について

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さんぺい
さんぺい
こんにちは!さんぺいです。

今回は【町田ゼルビアと黒田監督について】というテーマで話をしていきます。セレクションを考えている方にとっても大事な話だと思うので書いてみました。

まー初めに断っておきますが完全に私見です。なので間違っている、間違ってないなどというのは各個人で判断してほしいと思います。

町田ゼルビアの2024年の戦いについて

はっきり言って観ていて面白い!!

あのー私、オシムさんがいなくなってからJリーグというのをほとんど見てません。

ですが、今期の町田ゼルビアは観てます。

そのくらい面白い。

  • 戦術に意図がある。
  • 選手の配置に意図がある。
  • 今のサッカーの流れに沿っている。

など、これは私の好みでもありますが、今のサッカーのトレンドを最も取り入れているのが町田ゼルビアだと思います。

ネットで色々と非難が出ていますが、ロングスローなんてプレミアリーグでも普通にやってますし、国際試合ではよく見るプレーです。

PKのボールに水をかけるとかそういったことだってはっきり言ってしまえばルールブックに載ってないからアリなんです。

日本人は「フェアプレー」っていうのか、美しくとか正々堂々とかが好きですが、サッカーってスポーツですから、武道ではないのでその辺を一緒にしてほしくないなーって個人的には思うんですよね。

Jリーグのレベルが落ちたなんて批判する人もいますが、原因はいくつもあってその最たるものが若くて有望な選手の流出。

じゃあなんで出てくの?ってところに帰ってほしい。

選手はお金もそうだけど、今後自分が成長できるか否かについてかなり真剣なはず。

要するにJリーグに魅力的なチームがないから出ていく訳で、魅力って何?ってところでもっと勝負しないと世界においていかれると思うんですよ。

要するに世界基準からしたら、トップオブトップではない。

やっぱりサッカーは今ヨーロッパだし、だったらそこを基準に各チームも考えないとつまんねーなってなると思うんです。

ちなみに選手は育成のかいもあってか世界水準の選手も数多くなってきましたし、世界基準の高いリーグ、クラブで活躍する選手もたくさんいます。なんといっても海外でプレーしている選手が多い!!

では、監督は?コーチは?運営は?審判は?

まったく世界基準のところでやっている人なんていないっしょ!!

監督、コーチで海外での経験や、学ぼうって人は多いですし実際に海外で活躍している人も若干いるけど、Jリーグに入ってきている人ってほとんどいない。

まー研修やクラブ同士のつながりで学んでいる方もいらっしゃるし、頑張っていると思うけど、世界のトップオブトップで監督経験、コーチ経験している人なんていないでしょ!!

その点で言えば世界のトレンドをしっかりつかんで消化している町田ゼルビアの黒田監督やコーチ陣は相当優秀だと思うんですけど、なぜか叩かれてる!?意味わかんね~

審判、運営に関して言えば世界基準でやってる人なんて皆無だと思います。ま~ワールドカップで笛吹いた方もいらっしゃるんですけど、トップオブトップのリーグで年間を通じて笛吹いていたってわけじゃないでしょ!Jリーグっしょ!

運営に関して言えば素人スポンサー会社からの出向・・・。クラブの古参OB・・・。それじゃ無理でしょ!!

私が監督をしていた時、クロップ監督の「ゲーゲンプレッシング」を取り入れたら「ただ蹴っている」「早い選手がいるだけ」って非難されましたけど、選手には「これからのサッカーはこうなる。きっと君たちの今後に役立つ」って言ってやってたら、代表だってやるようになった。

一昔前は「ポゼッション」って言われたのにさ~

まー何を言いたいかというと「サッカーの世界トレンド」に乗り遅れれば「選手」が今後かわいそうなことになるってこと。

ちなみにポゼッションするための法則、決まりごとがあるって知ってます?そういうのを知らないのに、選手に教えてないのに出来るわけねーじゃん。

一つあげれば、センターバックからサイドバックにパスを出すときに、一つは前にスペースがあればそこに出して前進する。もしスペースがなくてセンターバックに戻されたら、前にいるセンターフォワード、トップ下もしくはサイドミッドフィルダーが縦パスを受けれる位置にきて受ける。前を向ければ前を向く。向けれなければサポートに来ているボランチに落とす。そして前進、展開する。

これがサッカーでポゼッションをするときの一つの法則、決まり事。こういったことを小さいうちからいくつもやっているからスペインはポゼッションができる。

他にもいくつも法則、決まりごとがある。要するにピッチの中での選手間の共通言語ができているから、パスがつながるし、狙い通りのこともできる。だから繋がるポゼッションができる。

Jリーグを見てみてください。ほとんどこれさえもやっていなくてというか知らないと思うんだけど、ディフェンス間で横パス横パス。ボランチに訳の分からないパスして戻して・・・・。

そんなので前線が崩せるわけないじゃん。って思うからJリーグは観てなかった。だってつまんねー

選手の創造性がないっていう人もいるけど、創造性は決まりごとの中から発生するのであって、混とんからは何も生まれない。

たまに、「この外国籍の選手はよく走りますねー、ここまで動いてくれると助かりますね」なんて解説者が褒めたりするけど、そいつのせいで回りがかなり迷惑することも考えているのかね?左サイドの選手が右まで来て自由に動かれたら、たまったもんじゃない。正直私ならそんな選手はいらない。だからチームが勝てないし、何がしたいのかがわからないから観ててつまらない。

ちょっと話が横道にそれましたが、2024の町田ゼルビアは断然面白いし、アジアで戦ってもいい勝負をすると思います。

アジアで勝てないのは、世界のトレンドを消化して自分たちの戦術としていないからだと思うんですけどねー

ちなみに、また話はそれますが代表のアジア予選で森保監督が長谷部さんをコーチにしたってのは相当優秀なことだと思ってます。

という事で、世界基準、世界のトレンドをしっかり把握してもらいたいな~と個人的に思ったので書いてみました。なんていったって日本はファーイースト(ヨーロッパ中心の地図では)ですし、今後も優秀なヨーロッパのコーチ、監督は来ないと思うので、(昔ベンゲルさんが日本で監督していた時に忘れ去られるのが怖いって言ってた気がするけど、そういう感覚なんですよね)日本の枠組みの中だけでやっていたらきっと衰退が待っていると思うのでそうはなってほしくないと思います。では!!また!!